暗黒ダークブログ

自分の事についてです。

謎なトンカツ屋に行った

8連続残業+土曜出勤という謎のハードスケジュールを終え会社を出た僕は「この際だから多少良いものでも食べに行くか」という考えに至りました。

 

いつもであれば近所の適当なラーメン屋に行ってトッピング全部載せてニンニクをアホみたいに入れて「これから休日だ」という実感を得るのが一種のルーティンになっていたんですが、なんかこの週は特別忙しかったし休み1日しかないし、というところでちょっと違うことをやるかという気持ちが湧いた次第です。

 

 

ということで軽井沢にやって来ました。ちなみに長野県民なので軽井沢は割と近距離です(唐突な配慮)

良い食事と言えば軽井沢ですよね。まあ都民は軽井沢なんて行かなくてもいくらでも良いもの食えるんだろうけどなあ!?オラァ!(どうかされましたか?)

 

良いものといっても給料日は遠く、別に所持金もさして無く普段の夕食の2〜3倍くらいの値段で考えていたので、ショッピングモールのレストラン街であればそれくらいの価格感でいけるだろうと踏んでいましたが、時短営業で軒並み閉店しちゃってました。実はもう半分ソースカツ丼を食べる口でいたのに…

 

そもそもショッピングモール自体もそろそろ閉まっちゃうというところで、何か別の店は無いかと探したところ近くにトンカツ屋があったのでそこに向かうことにしました。ソースカツ丼あるかもしれないし(諦めが悪い)

 

ということでトンカツ屋にやってきました。しかし入口がビニールカーテンみたいな感じで不思議です。入ってみるとカキ小屋みたいな感じで、広めなスペースにストーブが1つ、あとテーブルと椅子が数セット置いてあるような感じでした。  

 

そして何より左側を見るとゴルフの打ちっぱなしスペースがあります。何故

 

暗くて分からなかったんですが、ゴルフ場に併設しているらしく、ゴルフクラブとかを持ち込めば店内で打つことが出来るみたいです。室内なのでさすがにネットに向かって打ち込む感じですが

一応飲食スペースと仕切りはされてますが、インパクト音がしっかり聞こえてきます。

 

ゴルフボール打ってもいいならスペース余ってるし、ちょっとそこで踊り狂ってみようかと思いましたが辞めました。常識人なので。

 

夜は普通のメニューに加えてちょっとおつまみ系のメニューもありました。僕は普通に食事がしたかったのでロースカツ膳なるものを頼みました。米を土鍋で炊くので20分待ちになるようです。

 

20分くらいなら余裕で待てるのでそのまま待つことにしました。ここで気付きましたが、どうやら外との仕切りも壁ではなく入口と同じようなビニールカーテンでした。元々全部テラス席で冬季だけビニールで覆う形なんでしょうか。若干冷気が来ます。

 

待ってるとロースカツ膳が来ました。


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普通に美味しそうですね。

トンカツなんて惣菜か、かつやのカツ丼くらいしか食べないので(貧民)、こんなちゃんとしたトンカツはかなり久々に見ました。飲食店だとコソコソ写真を撮ってしまう習性があるので見切れてますが、右端はドレッシングです。醤油皿みたいなのに乗ってます。

 

バイト始めたての学生っぽい店員「こちら左側が岩塩、ウスターソース、中濃ソース、辛子となっております。当店のおすすめは岩塩です」

 

最初はとかでなくオール岩塩推奨…?新しいな…

 

そう思いながら後半は普通に中濃ソースかけて食べました。(おいしかった)

 

ちなみに豚汁とキャベツとご飯がおかわり自由です。ご飯だけおかわりしました。(クソデブ)ご飯は机に置いてある土鍋から店員がよそうシステムなんですが、微妙に手が届く位置に土鍋が置いてあるのでおかわりの場合セルフでいっていいのか店員に声をかけた方がといけないのか分からずに5分くらいまごまごして最終的に声を掛けました。

最初のおかわりの時点でしゃもじ一すくい分+αくらいしか量がなく、少なすぎて「2年後のセブンの弁当か?」と思いましたが、女子大生っぽいちょっと慣れた感じの店員に「これ以上お食べになりますよね?」と聞かれて「はい」と答えると裏から普通に米が入ったお茶碗を持ってきました。土鍋に入っている以上の米は別途ストックから持ってくるシステムのようです。ここからもう1回20分待つのかと思った。

 


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おかげでお茶碗が2つ並ぶというとてもわんぱくな感じの光景になりました。

土鍋で足りなかった分の米を持ってきてもらう時にどれくらいの量が良いか聞かれたんですが、「こんな軽井沢なんて腑抜けた小金持ちしか来ない町の飲食店の米なんて大した量は無いだろう」という精神で、普通のお茶碗1杯の量で頼んだところ胃が埋まりました。見た目ほど食欲旺盛じゃないデブって困ったもんですよね。

 

しかも完食した時点で結構喉が乾いてしまって、お茶は机に補給用のポットがあるわけでもなくセルフでもなく都度店員に入れてもらうシステムだったんですが、店員がタイミングを見計らって入れに来る感じでもないのでじゃあもう我慢するか(客が僕1人になってしまったのと店員に声かけるのがめちゃくちゃ嫌なので)と思っていると、

 

「食後のデザートにわらび餅がございますが」

 

唐突な提案を受けますが、僕はここに活路を見出します。

 

「わらび餅であれば多少の水分は含んでいるはず…俺くらいになれば僅かな水分でも口の中を潤すことが出来るのでこれはいけるのでは?」

 

そしてやって来たわらび餅

 


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砂漠ですか?

 

口の中をパッサパサにして会計を済ませました。ちなみに3,000円です。

 

肝心なトンカツに触れてなかったですが、僕が将来不摂生を極めて歯が無くなってしまってもギリ食えるレベルで柔らかいトンカツでした。あとなんか高い生ハムみたいな風味がしました。(もっと年相応の比喩を身につけようね)

 

あとなんか脂がサラサラして全然くどくなかったし、もうここ最近は唐揚げ4個食べただけで胸焼けするのに胸焼けもしませんでした。個人的には岩塩よりも中濃ソースで食べる方が好みでした。率直に言うとここ数年で食べたトンカツの中で1番おいしかったです。

 

終わり