暗黒ダークブログ

自分の事についてです。

海の日に海から日本一遠い地点に行きたかった



お題「海派? 山派?」

今日は海の日ですね。

せっかくなので海に行きましょうと言いたいところですが、

残念ながら僕の住む長野県は海がありません。

 

そもそも海に行っても陰キャには何もしようが無いので、

逆に「海から日本一遠い場所」に行ってやろうと思います。

 「日本一海から遠い場所」がどこか分かりますか?

 

それではクイズとしましょう。

3択から選んでください。

 

A

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B

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C

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答えはCです。長野にあります。

ちなみにAはニュージーランドです。

 

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そんなこんなで「日本一海から遠い地点」を目指すことにしました。

 

 

割と山奥にあります。

途中までしか車では行けません。

ラスト2kmくらいは徒歩で行くことになります。

入り口の画像がこれです。

 
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ガチの山

 

 

 

 
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 クマさんも出てくるよ

 

 

入り口の画像を見るとバーが掛けてありますが、

車両進入禁止の意味で、人が入る分には問題ないようです。

ということで、山道をグングン進み、目的地に到着しました。

 

 

写真はありません。

 

 

なぜかって?

途中でクマに遭遇し、死闘を繰り広げたので写真を撮る余裕がなかったからです。

 

その時の様子をお伝えします。

 

 

暗黒の闇は、草をかき分けて山道を歩み進めていた。

その時、草陰から何やら気配を感じた。

歴戦の戦士である闇は、すぐに戦闘態勢を取る。

一瞬不気味なほどの静寂が辺りを包んだ後、

一羽の小鳥がか細い鳴き声をあげながら飛び立っていく。

しかし闇は戦闘態勢を崩さず、気配を感じた叢を睨み続けた。

 

するとその数秒後、突如身の丈3mはあろうかというグリズリーが飛び出してきた。

「やはり…伝説のニホングリズリーは実在していたか…」

そう呟くと、闇は右足を踏み込み、グリズリーとの間合いを瞬く間に詰める。

 

稲光のような速度で向かっていった闇は、

固く握った拳をグリズリーの顔面目がけ振り抜いていく。

その振り抜かれた拳は、隕石のようにスピード、重さを兼ねそろえた代物だ。

「食らえ!メテオインパクト!」

その拳は確かにグリズリーの岩のような顔面を捉えた…はずだった。

 

「…なッ?」

確かに闇の拳には毛に覆われた何かを捉えた感触があった。

しかし、それはグリズリーが自らの眼前に差し出した巨木の如く太い腕だった。

 

「流石生粋の戦闘種…こんな直線的な攻めは通用しないってことか…。」

闇はそう呟くと、腰を落とし、グリズリーの背後へ回りこむように半円を描く。

しかし、グリズリーもその図体からはあり得ない機敏さで闇の動きに追随する。

痺れを切らしたグリズリーが咆哮を上げ、斧のような爪を振り下ろす。

すると、闇はグリズリーの股座へ滑り込んだ。

 

「クマは前足の方が長いから、体の構造的に後足で直接攻撃することは難しい。

それ故に前足の爪で殺しにかかってきたが、前足を振り下ろすってことは

重心が一瞬上に行くってことだから、それを利用して股の間からすり抜けたのさ」

戦いを陰から見守っていた闇のライバル、

伊集院=聖(セイント)=ルシファーが執事のデスロドリゲス3世に言う。

 

「さすがですなお坊ちゃま」

デスロドリゲス3世は柔らかい笑みを浮かべていた。

 

上手くグリズリーの背後に抜けた闇は、

人間離れした跳躍力で飛び上がり、腕をグリズリーの首へ絡ませる。

「いくら全身余すところなく筋肉に覆われているとはいえ、

呼吸を絶たれればお陀仏だ」

しかしグリズリーも大人しく締め落とされるはずはなく、

体を上下左右に激しく揺さぶる。

 

「無駄だ…」

闇がそう呟くと、グリズリーの動きが段々弱まっていく。

ついにはグラリとその巨体が傾き、地響きを立てながら地面へと墜ちた。

 

「ちょっとだけヒヤっとしちまったゼ…」

グリズリーの背中から降りた闇が歩みを進めようとすると、

悪意が爆発したような得体の知れない恐怖感が襲った。

それとほぼ同時に、グリズリーの恐ろしく鈍く重い爪が闇を襲う。

ギリギリのところで身を翻し、すんでのところで免れた。

 

「は!?お前獣のくせに死んだふりとかふざけんなお前マジでお前!」

グリズリーの死んだふりに騙された闇は怒り心頭の様子であった。

 

「闇が『お前』ってめっちゃ言うってことはマジでキレた証拠だ…。

ここからは何を仕出かすか分からない。退散するぞ、爺」

「はい、お坊ちゃま」

ルシファーとデスロドリゲス3世は焦った様子で森を後にする。

 

「お前そもそもデカいクセして何でそんな素早いんだよお前なんか爪とかもお前クソデカいの振り回しやがってお前当たったら痛いだろうがお前コラ!」

激しい怒りを撒き散らす闇の周りは、空気の歪みなのか霞みなのか、モヤがかかったように見えた。

 

 

「許さん…」

闇はそう言うと、手元からライターを取り出し、火を点けたまま足元に投げつけた。

すると瞬く間に炎が燃え上がり、辺り一帯を包み込む。

 

「どうだ俺様の最終奥義、『ファイナル山火事フレイム』は!!!

俺様は用意周到なんだ!朝のうちにガソリンをヘリからこの森に散布させたんだよ!さぞかし燃えるだろうな!!!ギャハハハハハ!!!!!」

闇はけたたましい笑い声を上げながら、

まだ燃えていない木々を飛び移り逃げていった。

 

 

これが今日の経緯です。

嘘です。間違えました。

本当は道程めっちゃ厳しそうなのにめっちゃ軽装で来たしハチがいたので引き返しました。

割とマジで一人だと怖いやつです。

 

 

腹いせに別方向にドライブしに行きました。

 
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標高2000m

(行いが悪いので曇っていた)

 


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めっちゃキモいって言われたツイート

(ソフトクリームはおいしかった)

 

 

3連休の最後なのにめっちゃ尻すぼみな感じになりました。悲しいですね。

海から日本一遠い地点は行った人めっちゃいるので気になったらググってください