暗黒ダークブログ

自分の事についてです。

さよなら平成、さよなら童貞

今週のお題「#平成最後の夏」

 

飛田新地に行った話です。

更に言うと、平成最後の夏に1人の童貞が素人童貞になった話です。

 

Googleに怒られないようにそれなりにオブラートに包みましたが、

結局はただの性的な話なので普通に気持ち悪いと思います。

 

僕にもプライドがあるのでかっこつけて書きます。

 

 

8月某日夕方、新大阪のホームに降り立った。

新幹線で博多駅からおよそ2時間半の予定だったが、途中車両トラブルにより30分遅延。

 

今回は友人2人と飛田新地へ向かうこととなっていて、

まずは宿泊先のカプセルホテルにあるシャワーで軽く汗を流そうという計画だったが、

思った以上に僕の到着が遅くなったために、最寄り駅の新今宮にて集合という形になった。

福岡も大阪もどちらにしろ暑く、それなりに汗をかいた状態だったので

せめてもの思いで汗拭きシートを買った。

 

新今宮大阪駅から環状線で行けるが、位置的には環状線の端と端というような感じになる。

前回の旅行で新今宮駅に降りた際は人間由来の悪臭が凄かったが、

今回はいたって普通だった。駅舎もキレイになっていた気がした。

 

ちなみに前回新今宮駅で降りた理由は新世界に行くためであり、

当時の僕は決して性的な気持ちを抱いてこの駅に降りているわけではない。

新今宮駅はキレイになったのに僕は汚れてしまった。

 

前回の新今宮

 

oomsso.hatenablog.com

 

 

新今宮から飛田新地まではそれなりに歩く。

日が沈んだとはいえ暑く、夕方にゲリラ豪雨が降ったとのことで湿気もあった。

 

道中はアンダーグラウンド感がプンプンする薄暗いアーケード街を通っていく。

照明は薄暗く、この先に待ち構える何かを暗示するようでもある。

ちなみに、案内は特にないのでルートは調べるしかない。

しばらく歩いて、都市高速の高架下を過ぎると飛田新地に到着する。

 

飛田新地の実際の住所は西成区の山王3丁目というところである。

西成区は分かる人には分かる場所である。

西成区でチンコをどうにかこうにかするので、さしずめCHINCO☆西成という具合だ。

 

 

 

飛田新地内で写真を撮ってしまうと大阪湾か生駒山あたりにでも

物理的にトリップしてしまう可能性があるので、撮った写真は外れで撮った1枚しかない。

正直写真が撮れたとしてもそんな余裕はない。

 


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蝉の声を聞くたびに~♪(場所違い)

 

 

着いてしまえば後はもうふらついてどっか店に入るしかない。

事前情報では○○通りとかあるという事は知っていたが、

実際歩き回っているとそこまで違いが分からない。見る目がないとも言える。

 

店の中には嬢とババア(実際そう呼ぶらしい)が居て、

軒外を歩く男たちを何とか呼び寄せようとしている。

こうも人に求められるのは人生で初めてかもしれない。

 

歩き回っていると白ギャル系が結構多いことに気付く。

分かりやすく言うと明日花キララ的な。厳密に言うと多分違う。

 

あぁ、やってるなあという感じの嬢も散見される。

別に整形がどうこうという訳ではなく、ただ単に好みではないのでスルーしていく。

ここで冒険してみるべきなのか、それとも初見は自分がピンときた所に行ってみるべきか… 

そんなことに思いを巡らせながら碁盤目状の小さな町を縦横無尽に歩き回る。

結局優柔不断なので20分以上歩き回り、やっとのことで決断することが出来た。

 

僕が選んだのはその辺の女子大生のような、

この様な風俗街にいる中では限りなく地味な嬢だった。

 

恐る恐る店の中に入る。

蒸し暑い外を歩き回っていたので、冷たい冷房の風がありがたい。

ババアに階段を上がって奥の部屋に入るようにとの指示を受ける。

その通りに階段を上がり、古びた廊下を進んでいくと襖の奥にその部屋があった。

 

部屋の中は薄い桃色の照明で淡く明るい。

その真ん中に布団が引かれている。

そこに嬢が合流してきて、先にコースを選ぶ。

初めてなので30分を。21000円。

僕が21000円を稼ぐのにいくらの時間が必要なんだっけとか、

そんなことを考えるのは野暮なので全く考えない。

逆に、興奮に飲まれていたその時の僕は、全くの素面だったのにそんな考えには至らなかった。

 

全裸になり、布団の上に寝転ぶように嬢から支持される。

きっとどんな人間でも初体験の風俗では指示待ち人間となる。

 

クリンチのような会話を交わしながら、消毒をしていく。

その後はなんやかんやあって、嬢が仰向きになり股を広げる。

 

いよいよその時が来た。

真性包茎陰キャで健康診断で肥満と診断された俺でもいいのか…!?

約24年間童貞の俺でもいいのか…!?

 

 

ダメな気がしてきた

 

 

 

ここで問題が一つあった。

目の前の嬢は仰向けで股を広げており、これが指し示す答えは一つしかない。

 

えっ!?童貞なのに正常位を!?

 

そうは言ってもそういう場なので何とかするしかない。

 

出来らあっ!

 

形式上はやり遂げることが出来た。

ただ、嬢がリードしていってくれるものだと思っていたので

全部こっちに主導権があり疲れてしまった。

自重により腕が痛い。(自業自得)

飛田新地について調べていた時にはいろいろ体位にバリエーションがあるみたいな話だったが、

店もしくは嬢によって変わってくるのだろう。

ラーメン二郎みたいなもんだ。(最悪の喩え)

 

「どれくらい振りだったの?」

下手過ぎて気になったのか、そんな質問を投げかけられた。

 

「半年ぶり・・・くらい?」

なんか知らないが見栄を張った。

 

嘘というのは完全に見え透いていたと思う。

ひょっとすると、嬢もお盆で忙しくイライラして

わざとこんな質問を投げかけてきているのだろうか。

 

時間が終わったため、服を着ようとすると、

汗にまみれた服が冷房の風にさらされて気味が悪いほど冷えていた。

 

店を出る前に、

「私は今さっきドスケベな店に行きましたよ」

という証明となる飴を貰う。

これを舐めていれば客引きは受けない。魔除けみたいだ。

 

ホテルのある難波へ向かう途中、異性の裸を生で見るのは初めてだったことに気付いた。

よく考えれば初めて尽くしだったと思う。

しかし、いざ始まってみると不思議とめちゃくちゃな興奮はなかった。

多分単に余裕が無かっただけだろう。

 

よく考えると、興奮が薄かったばかりか記憶も薄かったと思う。

30分弱時間があったはずなのに合計2分も記憶があるか怪しい。

酒は一滴も飲んでいなかったし、その後にいった居酒屋でも体を温める程度しか飲んでいない。

素面の状態で記憶がこんなに断片的なのは中学時代くらいしかない。

 

童貞は去ったが、僕自身は多分大して変わってないようだ。

これまでのおっパブ等と何が違ったんだろうか。

今年どっかで言われた「精神的童貞」という言葉が頭によぎった。完。

 

 

 

飛田新地自体は、1回行けさえすれば1人でも何の問題はない。

むしろ1人の方が都合が良いかもしれない。

実際今回は3人で行ったものの、決めるのに20分以上、コースは30分と

計1時間かかったため、早かった友人とはかなり差が開いてしまった。

 

あと夏に行くと歩き回るうちに汗まみれになるのでもう少し涼しい時期がいい気がする。