社会人の皆さんはWordやExcelなどのソフトを使う機会が多いんじゃないでしょうか。
そんな、ビジネスパーソンの皆さんにとって貴重な存在である
しかし、使い方を一歩誤るだけで大きな損失につながりかねません。
そこで、今日は皆さんに『Microsoft Office』の危険なポイントをいくつかご紹介したいと思います。
気付かないうちに多額請求!?テンプレに潜む有料フォント!?
Word、文書を作る際は非常に重宝しますよね?
そして、多数のフォントが用意されていて、
シチュエーションによってフォントを変えることによって
与える印象をガラリと変えることも出来ます。
しかし、その便利なフォントに落とし穴が潜んでいるんです…。
こちらはフォントを選択しようとしている場面です。
デフォルトの状態で数多くのフォントがあることが分かります。
しかしフォントの部分に着目してください。
ぶっちゃけ似たようなフォントが結構ありませんか?
ここでひとつ質問ですが、
MSP明朝とMS明朝、何の違いがあるか皆さんご存知ですか?
Pがあるかないかの違いなんですが、実はここに大きな違いがあるんです。
実は「P」とはPremiumの略で、
この「P」が付いているフォントで文字を打ってしまうと、
1文字あたり0.2円のライセンス料が発生してしまうんです。
中でも1番気をつけたいのはポップ体。
ポップ体の「ポップ」は英語にすると「POP」。
「Premium of Premium」の略で、和訳するとそのまま「高価中の高価」。
その名の通り、1文字打つだけで1.2円という、
一般の「P」付きのフォントの6倍の料金が発生してしまうのです。
その分、Microsoft側も
『文字をかなり太くしてソフト内で使用するバーチャルインクを通常フォントの5倍消費する』という
サービス精神を見せてくれています。
よく面白半分でポップ体を使う人がいますが、
知らず知らずのうちに莫大な料金を請求される可能性も・・・?
Excelで効率よくまとめたはずが大顰蹙!?
データをまとめる際などに重宝するのがExcelですよね。
わざわざ面倒な計算をする必要もなく大量のデータをまとめられますから、
数字が大の苦手な私にとっては救世主です。(;^_^A
しかし、そんなExcelも使い方ひとつで・・・!?
これは私自身の経験談です。
当時、会社の求人広告を作成する業務を行っていた私は、
上司から
「優秀な人材には童貞が多い。
だから、社内の女性従業員の平均年齢が若いというデータを出せば、
出会いを求めてどんどん童貞が来ると思うんだよ。
逆にウチがBBAばっかりという事がバレれば売り手市場の今では分が悪くなる。
だからBBAを除いた従業員だけで平均年齢を出してくれ」
という指示を受けました。
ということで、ひとまず社内の女性従業員全員をリストアップしていたのですが・・・
31人というとてつもなく多い人数のせいで作業は難航。
BBA以外をどう拾い出せばいいのかと考えを重ねた結果生み出したのが
「BBAチェッカー」でした。
世間一般的に12歳より上に行くとBBAとされると思っていたので、
12歳以下を「OK」、それ以上を「BBA」と表示するBBAチェッカーを作りました。
事実、このBBAチェッカーを作った結果作業のスピードは格段に向上したのですが、
隣の席の同僚の女の子にこのBBAチェッカーの存在がバレて、
女性社員全員に嫌われる事態になってしまいました。
また、求人サイトに会社のアピールポイントとして
「女性従業員の平均年齢9.4歳!」と掲載したところ、
労働基準監督署に違法な雇用形態であるとして処分を受けてしまいました。
でも本当の平均年齢は3256歳なので正直に書いても
今度は老人虐待で注意されそうですよね・・・世知辛いです。
その上、上司からは「54歳までは全然現役だろう!」と怒られる始末でした。
トホホ・・・( ̄▽ ̄;)
予測変換は欲望の鏡!?メール文章は推敲必須!
Microsoft Officeには、Outlookというメールアプリもあります。
電話だけでは伝えにくいことや、伝えたい情報量が多い場合なんかにはメールが最適ですよね!
でも、そんな便利なメールにも落とし穴はあるんです・・・。
Outlookは社内でしか扱えないのでWordで代用しますが、
先日、私が社長に出そうと思っていたメールの文章がこれです。
しかし、実際に送ってしまった文章は、
私が朝起きぬけに寝ぼけたまま打ってしまったからか、
予測変換をそのまま入力してしまっていたのです。
このメールひとつで私は平社員に降格してしまいました。
これじゃ、Microsoft Officeじゃなくて
(給料が)マイクロにされた 汚物 じゃないか~~~!!!!
非常に便利なMicrosoft Officeですが、使い方には気を付けていきましょう!
それでは!