なんか半分自慢みたいになるんですが、
高校の修学旅行がシンガポールだったんですよ。
行先自体は良かったんですが、僕の高校は2年生から文系と理系クラスに分かれてしまう関係で、文系の私立大学みたいなクラスになってしまいました。
脳の構造自体は思いっきり文系な割に、文化的価値観はそうでもないので数少ない似たような性質のクラスメイトをかき集めてなんとかやってました。
修学旅行の班分けは出席番号順だったのでどこにも入れないなんて事態は起こらなかったものの、
なかなか陽の方向に強いメンツが集まってしまい・・・
班行動中にほぼほぼ喋れない事態になってしまいました。
出発前に母(陽キャ)からデジカメを渡され、
「いっぱい写真撮ってきてね」
なんて言われてたので、ずっと風景ばっか撮ってました。
「喋れよ」って話になりますが、
めちゃくちゃ自意識過剰なので、いきなり喋りだしたら喋りだしたで
「おっ、無理して頑張ってんじゃんw」
みたいに思われそうな気がしてなかなか何もできません。
いや、他のメンツにも問題ありますわ。
班の1人に他のクラスメイトが『輪るピングドラム』の小説版読んでるときに
「オタクきっしょw」ってバカにしてたやついましたもん。
当時アニメ版見てたからクソビビってましたね。
まあそんなこんなで話は最終日に流れるんですが
(マジで風景の写真撮った記憶しかない)
ホテルの部屋が班ごとだったので僕らの班と隣の班が協同で
女の子を呼ぼう!
って話になっちゃいました。
僕は自分の班どころか隣の班にも女子にも親しい人間がいなかったので
実際女の子が来てもどうしようもなくてずっと本読んでました。
(当時池袋ウエストゲートパークにハマってて8巻くらいまでずっと読んでいた。巻数が増すごとに石田衣良のクラシック趣味が捻じ込まれる頻度が増してめんどくさくなって読むのやめた)
顔と名前こそ知っているものの面識はない人の話が延々続くので会話に入っていくわけにもいかず、話の内容は聴いてはいたんですが眠くなってきてベッドに入りました。
一度眠ろうとすると会話が邪魔になってきたのでウォークマンに繋いだイヤホンを着けて、でも内容少し気になるから片方だけ外して、目を閉じて片耳で会話を聞いていたらいつの間にか翌朝になってました。
「先生来い先生来い先生来い先生来い先生来い先生来い先生来い先生来い」って思い続けてましたけどね。
起きてみると、乱交が行われた様子はなく、
(でもあの部屋にいた中で今も童貞なのはたぶん僕だけ)
部屋には班のメンバーしかいませんでした。
日本に帰るときの深夜便の中でPerfumeの『NIGHT FLIGHT』がランダム再生で流れてきて感動したのが1番の思い出な気がします。マジで。
帰宅後、母(クリスマスに平野ノラのコスプレするレベルの陽キャ)に写真を見せたところ、
「なんで人が全然写ってないの?」と言われました。
(他のクラスの友達や部活の友達の写真は撮った)
いやでも海外行くの初めてだったし人より風景の方が撮りたくないですか?
マーライオン思ったよりデカくて感動したんですけどね。
そうでもないですか。
中学校の修学旅行は2年生が1番落ち着いていて気の合う友達と同じ班になって結構楽しかったんですけどね。(不登校の生徒押し付けられたりはした)
海外行くのは楽しいっちゃ楽しいんですが移動に時間かかるし金かかるしでよっぽど気が向かないともう無いかな、って感じです。
高校の修学旅行の前年の行き先が中国、その前がオーストラリアでホームステイ(これはこれでキツい)だったので、行先が楽しかった分良かったと思います。
~修学旅行思い出~
・外国のコカコーラ飲んだ
・ガイド役の現地の大学生にAKBショップに連れてかれた
・暑いけど湿気が少なくて嫌な暑さじゃなかった
・ゴミとか厳しいと言われたけどチャイナタウンとか裏側に入るとクソ汚かった