この前帰省しました。
別に帰省自体は普通に楽しみだったんですが、
懸念材料が一つだけありました。
何かというと、『親が未だに僕が彼女できた事がないのを本気で心配している』ということです。
前回の夏休み中の帰省で、
『大学生なんていつでも彼女できるんだから笑』
みたいなテンションから一変、
『〇くんこの前彼女と帰省したらしいよ!』
『好きなように付き合えるのなんて今だけだよ!』
という感じで、割とマジで彼女はよ作れみたいな態度になってきたので
『あっ、こりゃやべえ』
と思った僕は、次の帰省までに彼女を作る…
なんてミッション・インポッシブルではなく、
『架空の彼女を作って安心させる』
というミッション・ポッシブルを
決行することにしました。
ウソに設定はつきものです。
ショーンKだって設定を細かく練ってたから
高卒でもハーバード卒で通用したのですから。
というわけで設定はこんな感じになりました。
なんで別れたことにしたのかというと
ボロが出そうだったからです。
恥ずかしいくらい童貞の好みがにじみ出てますね。
でもこれくらいの方が気持ちが入りますから。
ちなみに趣味が『ライブに行く』となってますが
これはaikoのライブを想定してます。
語られなかった裏設定ですね。
下手にネットで拾った画像を
彼女ってことにするとバレかねないので
『写真嫌い』ってことにしました。
我ながら巧妙ですね。
さて決戦です。
マッマ『彼女できた?』
ワイ『できたよ』
マッマ『やっと出来たんだ』
悲しくなりました。
あまりにすんなりと受け入れられたからです。
母は僕に彼女がいてもおかしくないと思っていたようです。
これが親フィルターというものでしょうか…
練りに練った設定もあまり活かされることはなく
ただ『留学中の彼女がいた』ということになりました。
ちなみにオシャレインテリ感を出したかったので
もし大学名を聞かれたら
エディンバラ大学と答えるつもりでした。